2017年12月10日日曜日

源平討魔伝 〜 ロウソクなしクリアのプレイ動画

みなさんこんにちは。
源平討魔伝の特集記事、第10弾は、ロウソクなしクリアの通しプレイ動画をご覧頂きたいです。

実のところ、他のゲームのプレイ動画でも同じなんですが、実際にプレイして難しさのポイントが分かっていないと、ただなんとなく適当にプレイしてるようにしか見えないとも言えるのですが...。
ま、そこは観る人の眼力に期待することにして、気にせずにいきます。



見どころは、剣力/命のマネジメントと、信濃の速攻力


以前、ロウソクなしクリアの記事でプレイのエッセンスについて解説しましたが、実践動画もある方が参考になるでしょう。

見どころは、

  • スモールモードでもボス戦でも、剣力が減らないようにするための、攻撃の間合いやタイミングの繊細な調整の徹底
  • 越前での命回復のためのダメージ管理
  • そしてなんといっても最難関の信濃をダメージを抑えて一気に仕留める速攻力

です。


命が少ないからこそ、剣力マネジメントと剣術スキルが問われる



通しプレイ動画







Youtubeの説明欄では、各シーンのタイムマップを埋め込んで、気になるシーンから再生できるようになっているので、Youtubeでの閲覧がオススメです。




反省点



  • 全体としてはまぁまぁな出来。
  • 甲斐での弁慶2戦がダメすぎ。
  • 相模の浮遊鉄球でどつき回されすぎ (運もあるとはいえ)




おわりに


今回は、源平討魔伝のロウソクなしクリアの通しプレイ動画を観て頂きました。
観て頂いて分かるように、全体として通常のプレイと大きく変わるところはありません。

ただし、信濃の三つ首竜戦のために、とにかく剣力を可能な限り高めておくための剣力マネジメントが肝になります

また、パッと見ではよく分からないですが、信濃の序盤の浮石地帯を素早く抜けることが、地味に生死を分けるほど重要なので、ロウソクなしプレイで信濃をなかなかクリアできない方は、動画のフットワークを参考にしてみてください。

プレイの難度自体は、剣ゼロよりもロウソクなしの方が上だと思いますが、源平腕自慢の皆さんならば、必ずクリアできるようになると思います!





特集の最後に


源平討魔伝特集は、今回の記事で一旦完結にします。

源平討魔伝は、古くて大味なところがあるアクションゲームですけど、今回の特集のように、やり込みポイントや遊びポイントを意識してプレイすると、今また遊び直せるほど、きちんとよく作りこまれたゲームです。

みなさんも、もしゲーセンで見かけたら、ぜひ参考にして遊んでみてください。

2017年12月7日木曜日

源平討魔伝 〜 剣ゼロクリアのプレイ動画

みなさんこんにちは。
源平討魔伝の特集記事、第9弾は、剣ゼロクリアの通しプレイ動画をご覧頂きたいです。



見どころは、弁慶2との攻防、そして信濃の三つ首竜


以前、剣ゼロクリアの記事でプレイのエッセンスについて解説しましたが、百聞は一見に如かず、通しプレイの動画が何よりも参考になると思います。

見どころは、小さい攻撃力で長期戦を凌ぐボス戦と、なんといっても最難関の信濃です。


弁慶戦はとくに長期戦になるので手強い



通しプレイ動画





Youtubeの説明欄では、各シーンのタイムマップを埋め込んで、気になるシーンから再生できるようになっているので、Youtubeでの閲覧がオススメです。




反省点



  • 全体としてはまぁまぁな出来。
  • 駿河で危うく落下しそうになっている。
  • 相模で義経の八双飛びを食らって、危うく大ダメージを食らいそうになっている。
    ここでもしこれ以上の大ダメージを食らっていたら頼朝に殺されていた可能性が高い。




おわりに


今回は、源平討魔伝の剣ゼロクリアの通しプレイ動画を観て頂きました。
観て頂いて分かるように、スモールモードの通常アクションステージでは大きな変化はないので、意外と簡単にクリアできます。
ボス戦でも、剣ゼロであることを逆手にとって、剣力が減ることを気にしない暴れん坊殺法で、派手にゴリ押しする快感があることが分かって頂けると思います。

肝は、弁慶2との攻防と、兎にも角にも信濃の三つ首竜の攻略です

動画をよく観れば攻略方法は分かると思うので、ぜひ皆さんもチャレンジしてみてください。




次回は


次回は、源平討魔伝のロウソクなしクリアの、通しプレイの動画を紹介したいと思います。
ロウソクなしクリアでは、剣ゼロプレイとは逆に、剣力マネージメントと体力マネージメントに繊細さが求められるようになるので、また別な見どころがありますので、ぜひお楽しみにしてください。




2017年12月5日火曜日

源平討魔伝 〜 必殺!狛犬一撃剣!

みなさんこんにちは。
源平討魔伝の特集記事、第8弾は、スモールモード剣術の必殺技、狛犬一撃剣をご紹介します。



スモールモードにも剣術はある


源平討魔伝での剣術といえば、なんといっても、義経戦弁慶戦のようなビッグモードでの戦いにおける剣術が真っ先に思い浮かびます。源平討魔伝のビッグモードでは、敵の攻撃を捌きつつ、いかに剣力を減らさないように、いかに効率よくダメージを与えるか、といったところに醍醐味がありました。

しかし源平討魔伝では、スモールモードでも鋭い剣術があります。剣を振るモーションの中に攻撃判定の変化があり、それをどのように活用するかというのが、意外と奥深いのです。

しかし、今回取り上げるのは、そうした玄人好みの一見地味な剣術ではなく、素人にもわかりやすいキャッチーな内容にしました。



狛犬との戦い




狛犬は、硬くて剣で斬れず、剣をぶつけると剣力が減ってしまいます。そのため狛犬は、倒さずにスルーするか、「巻物」による波動剣を使って一撃で倒すのが通常です。
摂津(だじゃれの国)を通って三種の神器の一つである「八尺瓊勾玉」を拾う場合は、狛犬が勾玉を守っているため、勾玉を拾うために波動剣で狛犬を倒している人がほとんどでしょう。波動剣を使って狛犬を倒した時には剣力が減らないと思っている方も多いかもしれませんが、実は波動剣で硬いものを壊す時には剣力が減ってしまう危険性が高く、狛犬の場合も例外ではありません。したがって、可能な限り剣力を減らさないプレイをしたいときは、波動剣で狛犬を倒すのは実に悔しいことなのです。

ところで、剣ゼロクリアの記事でも紹介したのを覚えている方も居られるかもしれませんが、実は狛犬は、波動剣じゃなく、通常の剣のメッタ斬りでも倒すことはできます。もちろん硬い狛犬に対してメッタ斬りをやると、剣力はガッツリと減ってしまいます。しかし、通常の剣で倒せるというこの事実は、重大なヒントになります。



まさに必殺!狛犬一撃剣!


命名がダサくてすみません。こういうのは変に気取るよりダサくて分りやすい方がいいんですよ(汗

つまり、

狛犬は通常の剣の一撃で倒せる (バーーーン!)

まずは、動画でご覧ください。









おわかりだろうか。
狛犬が炎を吐いて攻撃するために口を開いたその瞬間、景清が狛犬を一刀両断しているのを。

つまり、硬くて通常攻撃は一切受け付けない狛犬も、攻撃のために口を開いた瞬間には無防備になっており、そこを突けば剣の一撃で倒せるのです。


チェストー


いやー、実に簡単ですね。もったいぶって説明するのも申し訳ないほどです。
とにかくこれで、剣力を全く減らさずに狛犬を倒すことができるようになります!




タイミング取り


狛犬の倒し方はわかったとして、問題はタイミングの取り方です。
タイミングの取り方としては、以下のようなポイントが参考になるかもしれません。

  • 狛犬が画面に現れてから、勾玉の点滅がだいたい7〜8回の時に、初回のチャンスが来る
  • それ以降は、一定の周期、勾玉の点滅にしてだいたい2.5回の時に、チャンスが来る
  • 口を開いている時間は非常に短いので、剣を抜くのが早すぎても遅すぎてもタイミングを逃す
  • 狛犬が口を開く瞬間に反応して剣を抜いても倒すのにギリギリ間に合うが、炎が出てしまうのでダメージを食らう
  • 狛犬が口を開く前から剣を抜いておけば、炎のダメージは避けられるが、失敗すると剣力が減るかもしれない

シビアではありますが、全く無理という感じはしませんよね。



おわりに


今回は、源平討魔伝の小ネタとして、狛犬一撃剣を紹介しました。
紹介したように、原理は簡単であるにもかかわらず、狛犬を実際に一発で仕留めるのは意外と難しいので、プレイごとにチャレンジのしがいがあり、源平討魔伝の楽しさが膨らみます。

この記事の冒頭でも、源平討魔伝での剣術といえばビッグモードが印象的ですが、スモールモードにも剣術はあると述べました。

相手の動きをよく見て剣を抜く。
ただ遅出しするのではなく、相手が動いた隙を先に突く。
まさに後の先、剣術の極意であります。

この極意を身につけることで、スモールモードも含めて、剣力を全く減らさないようにして源平討魔伝をクリアすることも可能になります

ということで、皆様もぜひ、狛犬との戦いで剣術の極意を楽しんでみてください。



次回は


次回は、これまで紹介してきた、源平討魔伝の剣ゼロクリアや、ロウソクなしクリアの、通しプレイの動画を紹介したいと思います。







2017年9月24日日曜日

源平討魔伝 〜 剣力温存戦法 〜 弁慶を泣かせる!

みなさんこんにちは。
源平討魔伝の特集記事、第7弾は、剣力温存戦法の実践例その2として、弁慶との戦い方をとりあげます。



弁慶戦の技術は一択


前回の記事では、硬い防御と素早い動きで景清を翻弄する初心者キラー・義経を、剣力を減らさずに倒す方法を解説しました。

今回は、圧倒的存在感でプレッシャーをかけてくるボスキャラ、弁慶の倒し方です。

弁慶には、弁慶1(鉄球タイプ)と弁慶2(鉄棒タイプ)の2タイプがあります。弁慶の攻撃パターンはそれぞれ異なり、それに合わせて攻撃回避方法は異なりますが、基本的な倒し方は変わりません。対弁慶の基本戦法は、ジャンプ下段斬り一択です!

さらに弁慶との戦いは、実のところ剣力が減ってしまうリスクがほとんどない!
なぜなら、

  • 上述したジャンプ下段斬りを使えば剣力が減らない
  • 弁慶2が登場するのは草薙の剣を拾った後なので剣が減りようがない

ということで、今回は基礎編ということになります。




対弁慶基本戦法、ジャンプ下段斬り!


弁慶が近づくのをしゃがんで待ち、間合いに入ったらジャンプ下段斬りをするだけです!

義経との戦いのような特別な技巧は必要ありません。ただ、ジャンプ下段斬りをするだけです。操作的にも、レバーを下に入れっぱなしにしながら、剣ボタンとジャンプボタンを同時ぎみに押すだけです。とっても簡単すぎて、解説するのも馬鹿馬鹿しいほどです。


しゃがむ、飛ぶ、斬る、だけ!

が、一応解説します。

景清の攻撃は通常、剣が硬いものに当たると、剣が跳ね返って剣力が下がるエフェクトが発生しますが、ジャンプ下段斬りを振り切った状態では、硬いものを斬ったときのエフェクトが発生しません(オレ調べ)。つまり、弁慶が硬い籠手でガードをしていようがなんだろうが、ジャンプ下段斬りをやればガードを無視して一方的にダメージを与えることができるのです。しかもジャストミートになりやすく、一撃で大ダメージを与えやすいので、剣力と当たり具合によっては弁慶を一撃で倒せることもあります。

ただし、景清のジャンプの高さはランダムなので、必ずしも上手く当たるわけではありません。経験的には、ジャンプが低いときにジャストミートになり、やや高めになると弁慶の頭上で空を斬って空振ってしまいます。空振った時には、もう一度距離とタイミングを合わせてやりなおせば良いですが、画面端に追い詰められてしまった場合にはジャンプ下段斬りの選択肢を捨てて、別な戦法に切り替えて倒す技術が必要になります。



弁慶1(鉄球タイプ)との戦い


弁慶1との戦いを動画にしましたのでご覧ください。
もちろん、ジャンプ下段斬りで倒しています。


合計3回のジャンプ下段斬り攻撃をしていますが、1回はジャンプが高く空振っているので、実質2回のヒットで倒せています。

ポイントは、タイミングというよりは距離です。弁慶が踏み込んでくる距離や、投げてくる鉄球の軌道を鑑みて、正しいポジションでしゃがんで待って、鉄球をやり過ごしたらジャンプ下段斬りを繰り出します。ま、簡単なので、手が勝手に動くくらいです。

弁慶との戦闘とは関係ありませんが、道中の猿の処理も参考になるかもしれません。猿は、ちょうど頭上のジェネレーターから飛び出してくるだけじゃなく、やり過ごして画面から消えた直後のジェネレーターからも飛び出してくるので、猿に前後から挟まれる形になってダメージを受けやすいところですが、猿がジェネレータから飛び出した時に、丁度良いタイミングで下段斬りを出すことで、前後の猿をいっぺんに倒すことができます。

後方の猿を下段斬りの出がかりで
前方の猿を下段斬りの振り抜きで、倒す!

上手くいけば、道中をほぼノーダメージで抜けることもできます。
ぜひ試してみてください。



弁慶2(鉄棒タイプ)との戦い


弁慶2との戦いを動画にしましたのでご覧ください。


無難なのは、弁慶が歩いてくるまで、鉄球ゾーンの手前、ステージ開始地点付近で待ち、弁慶が来たらジャンプ下段斬りで一息に倒すことです。

動画の例では、残念ながら一撃目がほぼ空振りで、二撃目では体力の1/3を奪うことはできましたが致命傷には及ばず、そのまま画面端に詰められてしまいました。
せっかくなので、弁慶2との画面端の攻防の例としても観てもらえたらと思います。

弁慶2に画面端に追い詰められたら、そのまま猛プレッシャーで一気に殺されるかというとそうでもありません。鉄棒の突きが来るタイミングを見切ってジャンプでよければ、割とダメージを受けずに長期戦に耐えられるのです。

無駄無駄無駄ァァァ

画面端に詰められたら、狙い澄ましたジャンプ下段斬りはもうできないので、攻撃方法を通常の下段斬りに切り替えます。

オラオラオラオラ

弁慶2と戦う時には、すでに草薙の剣を持っているので、剣力が減る心配をすることなく、弁慶の装備の上からオラオラ斬りで戦うことができるのです。


弁慶2の攻撃の見切り〜突き攻撃


弁慶2は、草薙の剣を持った状態で遭遇することもあり、雑にごちゃらせても剣力が減らず倒せるので、大味感が強いボスキャラとも言えるのですが、きっちり見切るとなると、なかなか見切り甲斐があります。

弁慶2は通常は鉄棒を振り回していますが、この状態から突き攻撃を出すのは、景清が一定距離に近づいた時で、しかも突きを出す前に鉄棒を上に構える癖があるので、いつ突きを出してくるかを見切ることができます。突きを見切ったら、ジャンプして避けるか、ムーンウォークで後退して避けると、ダメージを受けずに済みます。

ただし一度接近すると、突き攻撃を連続してくるようになるので、攻撃チャンスが減ったり見切りが難しくなるので注意が必要です。


弁慶2の攻撃の見切り〜連続突きモードの解除


弁慶2は、一度接近すると突きを連続するモードになりますが、また距離を離して一定時間経過するとモードが解除されます。距離を離すと、弁慶2は再び鉄棒を振り回して歩きますが、だいたい鉄棒を3回まわしたらモード解除になります。それよりも早く最接近すると、すぐに連続突きが発動してしまうので、突きモードを解除したい場合は、鉄棒を3回まわすまでしっかりと距離を開けるように注意しましょう。



おまけ:弁慶の泣きどころ攻撃


おまけで、弁慶1の、弁慶の泣きどころを斬って倒す方法の紹介です。


弁慶1で剣力を減らさないよう、お手軽安全に倒す方法として有名だと思います。

ムーンウォークでおもむろに近づき
しゃがみ下段斬りの出がかりで
スネを斬る!

弁慶に背中を向けてスネ(実際は下駄)を斬る姿が、マヌケでもあり、ちょっと面白いです。
ただしこの戦法で気をつけることは、頭上を飛んで行った鉄球に剣をぶつけて、うっかり剣力を減らしてしまわないようにすることです。慌てる必要はないので、じっくり待ってから斬りましょう。



おわりに


一応今回も剣力温存戦法の記事ですが、弁慶戦は剣力が減る心配がほとんどないし、上手くジャンプ下段斬りがハマれば瞬殺できるため、何かと大味感があって、ちょっと物足りなかったかもしれません。

しかし弁慶は、源平討魔伝を象徴するビッグキャラだし、デカイ図体と重低音BGMでガンガンプレッシャーをかけてくるので、非常に存在感のあるボスキャラです。
特に弁慶2とは狭い場所のプレッシャーの中で戦わなければならないので、ジャンプ下段斬り攻撃じゃなく、見切り攻撃をやろうと思うと、なかなか集中力が必要になってきます。
また弁慶1との戦いでも、ジャンプ下段斬りを使わない場合は、弁慶の泣きどころ斬りのような、微妙にテクいことをやらなければなりません。

そうです。弁慶との戦いを楽しもうと思ったら、ジャンプ下段斬りを封印すると良いのです!ジャンプ下段斬りに頼って弁慶を倒すなんて甘ぇんだよ!

ということで、ぜひ弁慶との戦いを楽しんでみてください。



次回は


次回は、ボス以外の剣力温存戦法について、小ネタを書こうかと思います。
お楽しみにしてください。



2017年9月19日火曜日

源平討魔伝 〜 剣力温存戦法 〜 義経を斬る!

みなさんこんにちは。
源平討魔伝の特集記事、第6弾は、剣力温存戦法の実践例として、義経の斬り方をとりあげます。



源平討魔伝の上達のカギは、剣力温存戦法にあり


前回記事にしたロウソクなしクリアでは、「剣力を可能な限り減らさずに信濃ステージまで行く」ことが重要な課題になりました。しかし源平討魔伝では、ボスが硬い装備で防御しているので、下手な戦い方をして剣をボスの装備にぶつけると、あっというまに剣力が減ってしまいます。剣力を減らさずに敵と戦う技術は、源平討魔伝を上達するうえでの必修科目ですので、剣力を減らさない戦い方・剣力温存戦法について、シリーズで記事を書いてみようと思います。

初回である今回は、初心者キラーのボスキャラ、義経の斬り方です。
義経には、義経1(短剣タイプ)と義経2(八艘飛びタイプ)の2タイプがあって構えや動きも異なります。それに合わせて異なる戦法を取る必要があるので、それぞれについて解説します。



義経1(短剣タイプ)を上から斬る!


義経1の最初の戦法は、上段斬りで上から斬る方法です。

義経の頭頂部を狙え!

義経1は、短刀を前に構えて防御姿勢をとりながら、短剣で飛び道具攻撃をしてきます。
このタイプは、直接的な攻撃ダメージで景清を倒すムーブというよりは、防御を固めてダメージを防ぐ間に長期戦で景清にダメージを蓄積させるムーブをします。ですが幸いにして義経の短剣から受けるダメージはわずかですから、防御の隙を狙ってコツコツと義経にダメージを与えていければ、やられるまえに義経を倒すことができます。

義経1を、剣力を減らさずに倒すポイントは、前に構えている防御用の短刀に剣をぶつけないように本体を斬るということに尽きます。最初に思いつく方法は、義経のガラ空きの頭を斬ることですが、上段斬りでそのまま斬ると短刀に防がれてしまうので、もっと上から斬るために、ジャンプして頭上から斬りつけるようにします。これで勝てる!

実際の戦いを動画にしてみたので、ご覧ください。


戦闘中に般若が出てしまったので、途中で中座していますが、戦い方は十分に伝わるかなと思います。

実際にやってみるとわかりますが、
  • タイミングや間合いが難しいかというと、意外とそうでもありません。
  • 適当に剣を振っても、意外とガードに当たりません。
  • 短剣攻撃を避けられることがあって、意外とダメージを喰らいません。

ジャンプと剣のタイミングは、同時押しか、剣を若干遅めくらいにすると上手くいく気がしますが、ちょうどよい感覚はやって確かめてみてください。飛んでから斬るというよりは、飛びながら斬る、という感覚に近いです。
剣が早すぎたり遅すぎると、ガードされて剣力が減ってしまうことがあるので、それだけが注意です。

景清のジャンプの高さはランダムなので、高さによっては剣が当たらない時もありますが、別にそれによるリスクはないので、難しいことは考えず、ぴょんぴょんザクザクやれば、そのうち義経が倒れてくれます。



義経1(短剣タイプ)を下から斬る!


義経1の2つめの戦法は、下段斬りで下から斬る方法です。

懐に飛び込んで斬り上げる!

義経1で剣力を減らさないようにするには、とにかく短刀ガードに剣を当てないように斬ることです。短刀ガードは義経の手の先から前方に判定があり、下段斬りも景清の手の先から前方に判定があるので、義経と景清の互いの手が触れ合う距離まで間合いを詰めることで、下段斬りが義経の短刀に接触しないようになります。義経が短剣を投げる時の後退に合わせて懐に飛び込み、義経が止まったところでおもむろにしゃがんで下段斬りを繰り出すことで、ザックリと義経にダメージを与えられます。



ジャストミートになるので、一度に与えられるダメージが多く、手早く一気にカタをつけられるので、頭上斬りよりも圧倒的にオススメですが、タイミングと間合いを間違えると剣力を減らしてしまうリスクもあるので、しっかりタイミングと間合いを身につけることが大事です。



義経2(八艘飛びタイプ)の顔面を斬る!


義経2に対する絶対安定の戦法は、上段斬りで顔面を斬る方法です。

そのニヤけたツラ、真っ二つにする!

義経2は、間合いを詰めてきて短刀による突きを繰り出して飛び退く、ヒット&アウェイ攻撃をしてきます。また、飛び退きから八艘飛び回転斬りで大ダメージを狙ってくることがあります。
このタイプは、攻撃力が高い代わりに防御の隙が大きいので、その隙を狙ってキッチリ攻撃して大ダメージを与え、義経の攻撃を上手く避けてダメージを受けないようにするのがポイントです。

義経2を、剣力を減らさずに倒すポイントは、ノーガードの顔面をぶった斬ることにつきます。義経は突き攻撃を繰り出すために歩いてきますが、その時あからさまにノーガードなので、冷静に距離を見切って、上段斬りでザックリとぶった斬ります。上手く顔から足まできっちり切り込むことができれば、大ダメージを与えることができます。
ただし、ノーガードとはいえ一応は短刀を構えているので、間合いを詰めすぎて剣が短刀に当たらないように注意は必要です。



突き攻撃のあと、飛び退いた義経は、ときどき八艘飛び回転斬りで飛びかかってきます。大ダメージを受けるきっかけになりやすい攻撃ですが、基本的には斬りつけて跳ね返すのが安定です。

来たボールを
カキーンと打つ

八艘飛び回転斬りを打ち返すと、剣力が減ってしまうことがあります。
それを避けるために、義経が飛び退くのに合わせて後退して距離を大きくあけたり、あえて跳ね返さずにダメージと引き換えで剣力を温存する方法もあります。しかし、状況がすごく悪くなり、殺されないために暴れると、結果的に剣力を大きく失ってしまうこともあるので、一か八か打ち返すのが、剣力温存には一番良いのではないかと個人的には思います。





訂正?:義経1の短剣をたたいても剣力が減らないかも


以前の記事で、義経1が投げてくる短剣に剣をぶつけると、剣力が減ってしまうという話をしたのですが、おぼろげな記憶だけじゃなく、念のためちゃんと再現確認しようと思って試したらどうも再現しないので、もしかしたら剣力が減らないのかもしれません。


ただ、剣力はしつこく減らないことがあるので、ただの再現実験不足かもしれませんけど。



おわりに


源平討魔伝は、ぶっちゃけ雑にやってもクリアできるゲームなので、戦いを真剣に突き詰めなくても楽しく遊べるのですが、ゲームの趣旨をきちんと受け止めるならば、剣力が減らないように上手にボスと戦って、エレガントに勝つ!というプレイにこだわるのもまた楽しい遊び方になります。

特に義経との戦いは、間合いとタイミングの見切りが重要で、大味な源平討魔伝を、繊細な剣術アクションゲームに変えてくれる楽しさがあります。

もちろん、ロウソクなしクリアをするためには、剣力温存は重要な条件の一つなので、今回解説したようなテクニックを身につけておくのは重要です。

みなさんもぜひ、源平討魔伝での剣術を磨いて、エレガント剣士を目指しませんか。



次回は


次回は、弁慶との戦いについて書こうかと思います。
お楽しみにしてください。

2017年9月15日金曜日

源平討魔伝 〜 ロウソクなしクリアのチャレンジ


みなさんこんにちは。
源平討魔伝の特集記事もこれで5つ目ですが、今回はロウソクなしクリアにチャレンジしたお話を記事にします。

みなさんの中で、すでにロウソクなしクリアをやってみた方はいますか?やり込みプレイとしては、これまたとても分かりやすいテーマですので、源平腕自慢の方にはぜひチャレンジしてみて頂きたいと思います。

私自身は過去にも達成済みですが、今回あらためてやってみた結果をレポートします。



ロウソクなしクリアのレギュレーション


まずは、やり込みプレイのお約束、レギュレーションチェックです。

  • とりあえず一番簡単な、豊前・若狭ルートを通る
  • 「ロウソク」を拾わない
  • 「茶玉」は拾わない=ボーナスステージには行かない
  • 「青玉」での体力回復はOK (禁止ルールはやや高難度・低成功率)
  • 「米俵」での体力回復はOK (禁止ルールにしてもあまり変わらない)
  • 黄泉の国には行かない (落ちたら即捨てゲー)
  • 武蔵からルートを戻らない (高難度ルートを通るならしかたない)
  • 信濃の三つ首竜は倒す (すり抜けを使わない)
  • 波動剣ビーム設置バグを使わない

趣旨はパワーアップ制限の縛りプレイ


ロウソクなしプレイの趣旨は、命の最大値をゲーム開始時の初期値(最小値)のまま増やさずにクリアする、要するにパワーアップ制限カテゴリの縛りプレイとしています。その意味では、剣ゼロプレイの趣旨と同類です。
別な遊び方である、体力回復制限とは違うカテゴリのプレイと見ていますので、命回復関連のアイテム取得はOKなルールとしています。


なぜ体力回復制限プレイではないか


「なんでこんな中途半端なルール?ロウソク禁止なんだから体力回復も禁止すりゃーいいじゃん」というご意見もあろうかと思いますが、ごもっともでもあり、割とどうでもよくもあります。

源平討魔伝では、命の最大値の初期値はロウソク5本分で、ステージクリア時に必ず80%に相当するロウソク4本分まで回復します。また、上級者になると1ステージでロウソク4本分以上のダメージを受ける危険性があるステージは、ぶっちゃけ信濃以降(というか信濃)しかありません。つまり、ステージごとの基礎回復だけでほとんど事足りてしまうため、命の回復要素である「青玉」や「米俵」を拾うか拾わないかは、ゲーム全体の難度にさして影響しないのです。
また信濃ステージで、命がロウソク4本分強で足りるか、ロウソク5本分でも足りないかは、生き残り運のハードルの高さをほんの少し上下させる程度の差しかないので、この運試しをしたい方だけが、体力回復制限プレイをやってみると良いと思います。

また、実はそういう一般的な意味での縛りプレイとゲーム難度の関係論以外に、源平討魔伝では体力回復制限プレイがイマイチ面白くない理由があります。それは、ジェネレーターや一部の敵がカジュアルに「青玉」を落とすせいで、事故で拾わされて捨てゲーにさせられる危険性が高いし、そのせいで慎重に「青玉」を避けて通るのが面倒でゲームのテンポが悪くなるからです。その割に「青玉」では微々たる量しか命が回復しないので、そんな労力をかけるのも馬鹿馬鹿しいほどです。源平討魔伝における回復制限プレイは、ベルトアクションの回復制限とは相当意味が違うという事情もあるのです。


微々たる命回復の活用もまた醍醐味


前項では、「青玉」程度の微々たる回復があっても、信濃ステージの運のハードルをほんの少し上下させる程度の効果しかないから、そんなに意味ないよと書きました。しかし、信濃ステージのハードルをほんの少しでも下げるために、「青玉」による命の微々たる回復を最大限効果的に行うことができるというのもまた、テクニックの発揮しどころと言えます。そうした繊細な細部にまで魂を入れる遊び方をするのもまた、ロウソクなしクリアの醍醐味と言って良いかもしれません。
この微々たる回復のポイントについては、あらためて後述します。


ルートについて


剣ゼロプレイと全く同じ理由で、ルートは一番簡単な豊前・若狭ルートにしています。
詳細は、剣ゼロクリアの記事を参照ください。





最難関の信濃ステージ、攻略のカギは剣力温存


剣ゼロクリアの記事を読んでいただいた方はすでに分かると思いますが、ロウソクなしプレイでも、最大にしてほぼ唯一の難関は、信濃ステージになります。
信濃ステージに鎮座する三つ首竜は、弱点を斬るチャンスが少ないためダメージを与えるのが難しいくせに、その吐き出す炎で大ダメージを与えてくるので、縛りプレイでは最大の壁になるのです。

剣ゼロプレイでは、最小に制限された攻撃力で三つ首竜を倒すために、増やしてきた命を最大限に使った長期戦でコツコツ上手くダメージを与えるという戦法を取る必要がありました。
ロウソクなしプレイでは、これとは逆に、命が最小に制限された状態で三つ首竜と戦うことになるため、時間をかけず短期決戦で仕止める必要があります。

少ない攻撃チャンスで短期決戦に収めるには、一撃で与えるダメージを最大化することが条件となり、そのためには剣力を可能なかぎり高めて信濃ステージに行くのが望ましいのです。

源平討魔伝で剣力を高める方法は「剣」や「紫玉」などの剣力強化アイテムを拾うことです。ですが、最初の紹介記事で書いたように、上手くプレイしないとせっかく高めた剣力が減ってしまい、だんだん戦闘が不利になってしまうという難しさがあります。

信濃の三つ首竜に負けないため、可能なかぎり剣力を減らさないように、信濃よりも前のすべてのステージを慎重にプレイするというのが、ロウソクなしプレイの真髄なのです。




源平討魔伝、ロウソクなしクリアの記録


では、ロウソクなしクリアチャレンジの記録として、各ステージのプレイメモをまとめます。

ふるえるぞハート



地獄1



地獄1では、船の骸骨が「紫玉」を落としたり、ステージ終盤に「剣」が設置してあって、重要な剣力強化のチャンスなので、それらを確実に拾っていきます。「剣」を拾うには「銭」が10必要なので、蜘蛛骸骨を倒して「銭」を回収していきます。
上手くいけば、7(初期値)+1(紫玉)+3(剣)で、剣力は11に上がるはずです。

また、要石や槍骸骨で、せっかくの剣力を減らさないように、注意します。


地獄2



地獄2は、骸骨剣士が登場しますので、剣力を減らさないように慎重に戦います。
骸骨剣士と戦わないでやりすごすという手もありますが、上手に戦って倒す方が楽でしょう。


長門



長門は全部の敵をスルーできるので、とっとと鳥居に向かいます。

このステージでは初めて「巻物」がでて、これを拾うことで波動剣ビームが使えるようになります。大独楽などの硬い敵や、耐久力のあるジェネレーターを一撃で倒せるので、通常のプレイでは「巻物」を拾って波動剣ビームを使うと思います。

硬い大独楽

しかし、波動剣ビームを使って硬い敵を倒した場合でも、カキンという硬いものに剣をぶつけたときの音がして、剣力が減ってしまう危険性があります。なるべく剣力を減らさないようにするには、波動剣ビームを使って硬い敵を倒したりしないことです。

また、波動剣ビームは攻撃リーチが長くなるので、遠目からでもうっかり剣を振ると、ビームが硬い敵に当たって不意に剣力が減ることがあります。そのため、「巻物」それ自体を取らないようにする方が、剣力を温存するには安全なプレイになるでしょう。実際のところ、爽快で気持ちいい!という以外に、波動剣ビームを使う理由はないですしね。


豊前



豊前では、初めて義経(短剣タイプ)が登場します。
義経は、剣力を減らさないように戦うのが一番難しいボス敵なので、剣力温存がテーマのロウソクなしプレイでは、最初に腕前を問われるステージになります。とはいえ、源平腕自慢の方々ならば、特に問題なく義経を倒せるでしょう。

義経が投げてくる短剣を剣で叩き落とすとダメージを軽減できますが、その程度のダメージを軽減しても意味はないので、剣力温存を優先して身体で受け止めます。
義経は硬い短刀で身を守っているので、短刀に剣が当たらないように上手く斬りつければ、剣力を減らさずに義経本体も倒せるでしょう。

義経が落とす「紫玉」は、源平討魔伝のゲーム中で最高の剣力アップとなる5ポイントなので、確実に拾います。また、般若が落とす「紫玉」も拾います。
1(般若)×3+5(義経)で、8ポイントの剣力アップが期待できます。


豊後



豊後では、はじめて「ロウソク」が設置してありますが、これはロウソクなしプレイなので、うっかりいつも通り取らないように気をつけます。それ以外は通常通りのプレイで問題ないので、とっとと鳥居に向かいます。


伊予



伊予では、初めて弁慶(鉄球タイプ)が登場します。
弁慶との戦いで剣力を減らさないように注意が必要ですが、多くのプレイヤーは弁慶戦の必勝法を知っているので、剣も減らさず速攻で弁慶を倒せるでしょう。ちなみにその必勝法とは、ジャンプ下段斬りで弁慶の頭部を下から斬る方法です。

これで勝ったと思うなよ

「ロウソク」を拾っていないため、命が通常より少ないことには注意です。
ジェネレーターからどんどん出現する猿で命を消耗し、弁慶の鉄球をくらって命を消耗してしまうと、鳥居までの道で大量に飛んでくる火矢で死んでしまう、なんていうこともありうるので、気は抜けません。

なお、弁慶が落とす「紫玉」では、3ポイントの剣力アップが期待できます。
デカイ図体してる割に、くれる剣力がショボいのが悔しいですね。


讃岐


讃岐も特に困ることはないので、とっとと鳥居に向かいます。
ただし、ボーナスステージの淡路には行かないように、ステージ中盤にある鳥居に入ります。

業績不振によりボーナスカット

なお、この鳥居よりも少し後にロウソクがありますが、ロウソクなしプレイでは泣く泣くスルーです。


備前



備前は、みんな大好き琵琶法師が登場しますが、普段と変わらないのでとっととクリアします。


播磨



播磨では、初めて飛竜が登場します。
剣ゼロプレイと違って、剣力も高いし、「巻物」の波動剣ビームで竜を瞬殺できるので、難しいことはありません。普段通りやって鳥居を目指します。
ただし、ステージ終盤にある「ロウソク」は拾わないようにします。要石ジャンプ地帯の導線上に「ロウソク」が設置されているので、上を飛び越えるか、下をくぐるかして回避しますが、誤って落下しないように注意が必要です。黄泉の国に落ちたら捨てゲーです。

播磨には、竜が落とす「紫玉」の他に、「剣」アイテムが3つ置かれているので、3(竜)+3(剣)×3=12ポイントの剣力アップが期待できます(竜の倒し方によっては「紫玉」が拾えないことも)。
ただし「銭」が30必要になるので、播磨に来るまでに最低限30ポイントの「銭」を集めておく必要があります。だいたい自然に集まってる金額ですが、ボーナスステージに行っていないので、ちょっとサボると足りないこともあったりします。


摂津



摂津には、三種の神器のひとつ八尺瓊勾玉があるので、確実に回収します。

また、摂津ステージには硬いものがたくさんあるので、剣力を減らさないことが一つのテーマになります。
  • 要石に剣をぶつけない
  • ムカデに剣をぶつけない
  • 波動剣ビームでムカデを倒さない
  • 狛犬を倒すときになるべく剣を減らさない
  • (笑って)頼朝の笏に剣をぶつけない (普通はそこまでいく必要が無い)

八尺瓊勾玉は狛犬が守っているので、狛犬を倒す必要があります。通常は、「巻物」を拾って波動剣ビームで瞬殺していると思いますが、波動剣ビームでも剣力が低下する場合があるので、波動剣を使う場合は覚悟していきましょう。波動剣を使わない場合は...については後日記事にしようと思います。


丹波



丹波は、特に何も無いので普通にまっすぐクリアします。
ムカデは無視しましょう。


山城


山城では、初めて義経(八艘飛びタイプ)が登場します。
剣力が減らないように慎重に戦う必要はありますが、戦い方は通常通りです。


義経が落とす「紫玉」で、5ポイントの剣力アップが期待できます。


京都


京都には特に難しいことはないので、まっすぐ鳥居へGO。若狭ルートを選びます。

剣力のつづらが3個設置されており、4ポイントの剣力アップが期待できます。
ロウソクが隠されていますが、ロウソクなしプレイなのでスルーです。


若狭


若狭には、義経(短剣タイプ)が登場しますが、剣力が減らないようにサクッと倒して鳥居へGO。
義経が落とす「紫玉」で、5ポイントの剣力アップが期待できます。

越前


越前は、通常はそれ自体は全然難しいステージではなく、むしろ長くてかったるい退屈なステージなのですが、ロウソクなしプレイのクリア率を高めようと思うと、越前はとても重要なミッションを持って慎重にプレイしなければならないステージになります

この越前の2つ後のステージである信濃では、三つ首竜との殺るか殺られるかの際どい勝負が待っているので、命はロウソク5本分のMAX状態で戦いに挑みたいところです。
信濃には、三つ首竜の直前に「ロウソク」が設置されていて、通常ならばこれで命をMAXまで回復できるのですが、これはロウソクなしプレイなのでそれができません。したがって、命5本MAX状態で三つ首竜と戦うには、若狭 → 越前越中 → 信濃の4ステージの間に、なんとかして命をMAX状態にしておかないといけないのです。

  • 若狭ステージでは、義経の短剣を受けてダメージを受けてしまいます。
  • 越前ステージ開始時点の命は、最低回復保証分のロウソク4本分になるでしょう。
  • 越中ステージでは、大魔神を倒せば「青玉」でロウソク0.5本分くらいの回復ができます。
  • 信濃ステージでは、三つ首竜よりも前に回復要素はありません。

したがって、命5本MAX状態で三つ首竜と戦うためには、この越前ステージで、ロウソク4.5〜5本分の命まで回復しておく必要があるのです。

ロウソクなしプレイでの命の回復方法は主に2つあり、「米俵」か「青玉」を拾うことですが、越前ステージには「米俵」が置いていないので、ジェネレーターを壊して「青玉」を拾ってちょびちょび命を回復していくというのがほぼ唯一の戦術になります。
(命のつづらもありますが、大勢には影響しない感じです)

しかし、これはそう簡単なわけではありません。
越前ステージに設置されているジェネレーターは、独楽(コマ)を出すヒョウタンがメインなのが厄介な点です。
コマは画面中を暴れまわってダメージを受けやすく、コマから受けるダメージと「青玉」で回復できる命は等しいので、受けるダメージ以上に命を回復しようと持ったら、コマを巧みに回避しながらなるべく先手を打ってヒョウタンを壊すように機敏に動くような、判断力と繊細な操作が要求されるのです。


越前には、三種の神器のひとつ八咫の鏡があるので回収します。

ここまでに命をMAXまで回復できてればミッション成功

出口は奥にある鳥居ではなく、隠し鳥居へGO

スクショ撮ってたら鳥が来ちゃってダメージ (>_<)

ただでさえ往復の長いステージな上に、コマ避けやヒョウタン壊しでモタモタしてると、命を回復させるどころか、鷲がやってきてダメージを受けてしまいます。慎重かつ繊細にコマやヒョウタンをさばきつつも、無駄に時間を使わないスピード感をもってプレイしましょう。


越中

ここで剣が40以上、命がロウソク4.5〜5本分あれば、見込みあり

越中では、大魔神を倒して「青玉」を回収して命を少しでも回復させます。
波動剣ビームが使えるので大魔神は瞬殺です。


信濃


信濃、それはロウソクなしクリア最大の障壁。
剣ゼロクリア同様、ロウソクなしクリアができるかどうかは、信濃をクリアできるかどうか次第です。剣ゼロプレイとは逆で、命が最小の代わりに剣力は高いので、時間をかけず速攻で三つ首竜を倒す必要があります。

まずそもそも、三つ首竜に到達するまでの間に、画面外から遠隔で飛んでくる竜の炎でダメージを受けるのが深刻な問題です。しかも道中の「ロウソク」による命の回復もできないため、序盤でダメージがかさむとそれだけで致命傷になりかねません。序盤の浮石のタイミングが厄介で足がとられがちですが、とにかく上手くスタートダッシュを切って、三つ首竜まで最短時間で到達することを目指します。

「ロウソク」で回復できないのでスタートダッシュがキモ

三つ首竜との戦いでも、とにかく速攻で倒すことに全力を尽くします。
40以上の剣力でジャストミートできれば、2〜3回くらいの斬りつけで首一つを倒せる可能性があるので、上手く狙って斬ります。
また、首を倒して落とされた「紫玉」を拾えば、その場で剣力を5ポイントアップでき、二つ目、三つ目の首を倒すのに有利になるので、とりもらさず即座に拾うようにします。

少しでも早く一本目の首を倒したい

自分の命が尽きる前に、なんとか三つの首を倒すことができれば、ミッション成功です。

りゅうおうを やっつけた!

三つ首竜を倒すことで、5(紫玉)×3=15ポイントの剣力アップになります。
信濃の後も剣力は大事なので、ここでの15アップは嬉しいですね。

もちろん「草薙の剣」を忘れずに拾います。
「米俵」が3つ置いてありますが、命が1本以上残ってるなら拾う意味がありますが、そうじゃないならスルーして良いです。


甲斐

草薙の剣を持って佇む景清はカッコイイ

甲斐では、初めて弁慶(鉄棒タイプ)が登場します。
剣ゼロプレイと違って剣力は十分にあるので、通常通りのプレイをしても概ね大丈夫です。道中の浮き鉄球や画面端に挟まれて、弁慶の鉄棒に突き回されるなどの事故がなければ、死んでしまうことはないでしょう。

これは事故って瀕死のケース (>_<)

弁慶の瞬殺パターンは使えるので、それが炸裂したら簡単です。
この弁慶が落とす「紫玉」からは、5ポイントの剣力アップができます。


駿河


駿河は普通と変わらないので、とっとと鳥居を目指します。
ただし、ロウソクなしプレイなので、ロウソクをうっかり拾わないように注意。


武蔵

スクショ忘れました。
武蔵も普通と変わらないので、とっとと鳥居を目指します。


相模

相模の雰囲気は最高

相模では、弁慶(鉄棒タイプ)と義経(八艘飛びタイプ)の両方が出現します。
ここまでに剣力は十分なので、通常通りに倒せるはずです。

ここまで来た猛者なら難しくない

ひどい事故がなければ、相模で死んでしまうことはないでしょう。とはいえ、命が少ないので、ちょっとでも事故ると案外あっさり逝ってしまうこともあります...。

弁慶と義経が落とす「紫玉」で、5+5=10の剣力アップができます。


鎌倉


いよいよ最終ステージの鎌倉。
あとは、弱っちい頼朝を、赤子の手をひねるように瞬殺するだけです。


ロウソクなしプレイでは、命は非常に少ないですが、剣力が十分に高いため、頼朝の激しい攻撃を浴びてピンチになる前に、十分早く倒すことができるでしょう。

とはいえ油断は禁物、一気に勝負をつけます

頼朝を倒したら、念願のロウソクなしクリアのエンディングです。
長かった戦いよ、さらば!!!








ロウソクなしクリアの感想



プレイの難度


源平討魔伝のロウソクなしクリアは、剣ゼロクリアと同様、通常プレイと比べて全体として極端に難しいということはありません。鬼門である信濃は、剣力が十分に高い状態ならば、クリティカルヒットを何度も繰り返す必要がない分だけ、剣ゼロクリアよりも成功率が高い!ような気もしなくもありません。


消化ステージが重要ステージになる面白さ


信濃が最大の壁であることには変わりませんが、それより前の越前で命の回復をしておくことに気付く前後で、意外とクリア成功率が変わりました。それだけ信濃がギリギリだということでもあるのですが、ギリギリだからこそ、わずかでもアドバンテージを用意して戦いに挑むことの重要性が高まります。

通常プレイや剣ゼロプレイでは消化ステージにすぎないのですが、ロウソクなしプレイでは越前が突如として命の温存と回復に神経を使う重要ステージに変わることで、ゲームの遊びごたえが出てきます。
ほんの少しでも命を余分に残すためだけに、消化ステージが重要ステージに変わるのは、とても面白く感じました。


剣力を温存できる腕前が活きる


通常プレイでは、命はガバガバにあるし、ボーナスステージで剣力も大幅回復できるので、雑な戦いをして剣力が減ったり、もしそれで長期戦になったからといって、大して気にする必要もありません。
まして剣ゼロプレイでは、失うものなど何もないので、硬いものでもオラオラとメッタ斬りにできる雑さが強みになりさえします。

ロウソクなしプレイの場合では、クリア成功率を現実的な数字にできる大前提が、高い剣力で三つ首竜と戦えるというところにあります。ほんのちょっとでも戦いが長引けばクリア成功率が絶望的に下がるこのプレイでは、短期決戦を可能とするための高い剣力が欠かせない要素であり、それには可能なかぎり剣力を温存できる腕前がある程度必要になってきます。

源平腕自慢の方の中には、剣力をほとんど全く減らさないように敵と戦い、最高の剣力でクリアできる猛者も居られると思いますが、やや大味な源平討魔伝では、その卓越した腕前が自己満足の域を超えて活きることはなかなかないのが残念なところでした。
しかし、平時には無用の長物にすぎないような、全ステージに渡って剣力を減らさずに華麗に敵をさばく剣術の腕前が、ロウソクなしプレイでは絶大な効果をもたらすのです。これはとても楽しい経験です。


フットワークが生死を分けるアクション性の復権


最初不慣れだと、信濃の前半にある嫌な動きをする浮石などに捕まって時間がかかり、そこで受けるダメージが致命傷になって負けるということが多く、これ無理ゲーなんじゃね?と思ったりもします。戦う前に致命傷を受けているのでは、いくら戦いに有利な高い剣力をもってきても、クリアできるはずがありません。

ロウソクなしプレイでの信濃ステージは、「ロウソク」による全回復という誤魔化しがきかないので、ステージ前半の浮石処理という、他のプレイでは全く要求されないアクション技術が必要になってきます。実は、信濃ステージの肝は、三つ首竜との戦いそのものよりも、三つ首竜まで迅速に到達できるフットワークにあるのです。

大味とも言われる源平討魔伝で、単に穴に落ちないようにする以上のフットワーク効率を要求されるようになるとは、まさにアクションゲームとしての面目躍如という感じで、嬉しく感じます。


三つ首竜との勝敗は、戦う前に決まっている


上述したことをまとめると、
  • 信濃に行く前の命の回復がキモ
  • 信濃に行く前の剣力温存がキモ
  • 三つ首竜に到達する前のフットワークがキモ
と言えます。

ロウソクなしクリアのために信濃の三つ首竜に勝つには、戦う前にこれらの条件が満たされていなければなりません。すなわち、三つ首竜と戦う前にこれらの条件を満たすことができるかできないかで、すでに勝敗(特に敗北)が決しているのです。

剣ゼロプレイでは三つ首竜との戦いそのものでの頑張りが結果を左右しましたが、ロウソクなしプレイでは戦う前の頑張りが重要なように、関心の重心が変わります。
ゲームの最難関が信濃ステージであることは変わらないのに、こうした関心の重心の変化が生じるというのは、筋の良い縛りプレイなのかもしれません。



次回以降



次回以降は、また小ネタの記事をいくつか書いた後、今回の源平討魔伝特集の締めとして、剣ゼロクリアとロウソクなしクリアの、通しプレイ動画をアップしようと思っています。
どうぞお楽しみにしてください。