みなさんこんにちは。
源平討魔伝の特集記事もこれで5つ目ですが、今回はロウソクなしクリアにチャレンジしたお話を記事にします。
みなさんの中で、すでにロウソクなしクリアをやってみた方はいますか?やり込みプレイとしては、これまたとても分かりやすいテーマですので、源平腕自慢の方にはぜひチャレンジしてみて頂きたいと思います。
私自身は過去にも達成済みですが、今回あらためてやってみた結果をレポートします。
ロウソクなしクリアのレギュレーション
まずは、やり込みプレイのお約束、レギュレーションチェックです。
ロウソクなしプレイの趣旨は、命の最大値をゲーム開始時の初期値(最小値)のまま増やさずにクリアする、要するにパワーアップ制限カテゴリの縛りプレイとしています。その意味では、剣ゼロプレイの趣旨と同類です。
別な遊び方である、体力回復制限とは違うカテゴリのプレイと見ていますので、命回復関連のアイテム取得はOKなルールとしています。
「なんでこんな中途半端なルール?ロウソク禁止なんだから体力回復も禁止すりゃーいいじゃん」というご意見もあろうかと思いますが、ごもっともでもあり、割とどうでもよくもあります。
源平討魔伝では、命の最大値の初期値はロウソク5本分で、ステージクリア時に必ず80%に相当するロウソク4本分まで回復します。また、上級者になると1ステージでロウソク4本分以上のダメージを受ける危険性があるステージは、ぶっちゃけ信濃以降(というか信濃)しかありません。つまり、ステージごとの基礎回復だけでほとんど事足りてしまうため、命の回復要素である「青玉」や「米俵」を拾うか拾わないかは、ゲーム全体の難度にさして影響しないのです。
また信濃ステージで、命がロウソク4本分強で足りるか、ロウソク5本分でも足りないかは、生き残り運のハードルの高さをほんの少し上下させる程度の差しかないので、この運試しをしたい方だけが、体力回復制限プレイをやってみると良いと思います。
また、実はそういう一般的な意味での縛りプレイとゲーム難度の関係論以外に、源平討魔伝では体力回復制限プレイがイマイチ面白くない理由があります。それは、ジェネレーターや一部の敵がカジュアルに「青玉」を落とすせいで、事故で拾わされて捨てゲーにさせられる危険性が高いし、そのせいで慎重に「青玉」を避けて通るのが面倒でゲームのテンポが悪くなるからです。その割に「青玉」では微々たる量しか命が回復しないので、そんな労力をかけるのも馬鹿馬鹿しいほどです。源平討魔伝における回復制限プレイは、ベルトアクションの回復制限とは相当意味が違うという事情もあるのです。
剣ゼロプレイと全く同じ理由で、ルートは一番簡単な豊前・若狭ルートにしています。
詳細は、剣ゼロクリアの記事を参照ください。
剣ゼロプレイでは、最小に制限された攻撃力で三つ首竜を倒すために、増やしてきた命を最大限に使った長期戦でコツコツ上手くダメージを与えるという戦法を取る必要がありました。
ロウソクなしプレイでは、これとは逆に、命が最小に制限された状態で三つ首竜と戦うことになるため、時間をかけず短期決戦で仕止める必要があります。
少ない攻撃チャンスで短期決戦に収めるには、一撃で与えるダメージを最大化することが条件となり、そのためには剣力を可能なかぎり高めて信濃ステージに行くのが望ましいのです。
源平討魔伝で剣力を高める方法は「剣」や「紫玉」などの剣力強化アイテムを拾うことです。ですが、最初の紹介記事で書いたように、上手くプレイしないとせっかく高めた剣力が減ってしまい、だんだん戦闘が不利になってしまうという難しさがあります。
信濃の三つ首竜に負けないため、可能なかぎり剣力を減らさないように、信濃よりも前のすべてのステージを慎重にプレイするというのが、ロウソクなしプレイの真髄なのです。
- とりあえず一番簡単な、豊前・若狭ルートを通る
- 「ロウソク」を拾わない
- 「茶玉」は拾わない=ボーナスステージには行かない
- 「青玉」での体力回復はOK (禁止ルールはやや高難度・低成功率)
- 「米俵」での体力回復はOK (禁止ルールにしてもあまり変わらない)
- 黄泉の国には行かない (落ちたら即捨てゲー)
- 武蔵からルートを戻らない (高難度ルートを通るならしかたない)
- 信濃の三つ首竜は倒す (すり抜けを使わない)
- 波動剣ビーム設置バグを使わない
趣旨はパワーアップ制限の縛りプレイ
ロウソクなしプレイの趣旨は、命の最大値をゲーム開始時の初期値(最小値)のまま増やさずにクリアする、要するにパワーアップ制限カテゴリの縛りプレイとしています。その意味では、剣ゼロプレイの趣旨と同類です。
別な遊び方である、体力回復制限とは違うカテゴリのプレイと見ていますので、命回復関連のアイテム取得はOKなルールとしています。
なぜ体力回復制限プレイではないか
源平討魔伝では、命の最大値の初期値はロウソク5本分で、ステージクリア時に必ず80%に相当するロウソク4本分まで回復します。また、上級者になると1ステージでロウソク4本分以上のダメージを受ける危険性があるステージは、ぶっちゃけ信濃以降(というか信濃)しかありません。つまり、ステージごとの基礎回復だけでほとんど事足りてしまうため、命の回復要素である「青玉」や「米俵」を拾うか拾わないかは、ゲーム全体の難度にさして影響しないのです。
また信濃ステージで、命がロウソク4本分強で足りるか、ロウソク5本分でも足りないかは、生き残り運のハードルの高さをほんの少し上下させる程度の差しかないので、この運試しをしたい方だけが、体力回復制限プレイをやってみると良いと思います。
また、実はそういう一般的な意味での縛りプレイとゲーム難度の関係論以外に、源平討魔伝では体力回復制限プレイがイマイチ面白くない理由があります。それは、ジェネレーターや一部の敵がカジュアルに「青玉」を落とすせいで、事故で拾わされて捨てゲーにさせられる危険性が高いし、そのせいで慎重に「青玉」を避けて通るのが面倒でゲームのテンポが悪くなるからです。その割に「青玉」では微々たる量しか命が回復しないので、そんな労力をかけるのも馬鹿馬鹿しいほどです。源平討魔伝における回復制限プレイは、ベルトアクションの回復制限とは相当意味が違うという事情もあるのです。
微々たる命回復の活用もまた醍醐味
前項では、「青玉」程度の微々たる回復があっても、信濃ステージの運のハードルをほんの少し上下させる程度の効果しかないから、そんなに意味ないよと書きました。しかし、信濃ステージのハードルをほんの少しでも下げるために、「青玉」による命の微々たる回復を最大限効果的に行うことができるというのもまた、テクニックの発揮しどころと言えます。そうした繊細な細部にまで魂を入れる遊び方をするのもまた、ロウソクなしクリアの醍醐味と言って良いかもしれません。
この微々たる回復のポイントについては、あらためて後述します。
この微々たる回復のポイントについては、あらためて後述します。
ルートについて
剣ゼロプレイと全く同じ理由で、ルートは一番簡単な豊前・若狭ルートにしています。
詳細は、剣ゼロクリアの記事を参照ください。
最難関の信濃ステージ、攻略のカギは剣力温存
剣ゼロクリアの記事を読んでいただいた方はすでに分かると思いますが、ロウソクなしプレイでも、最大にしてほぼ唯一の難関は、信濃ステージになります。
信濃ステージに鎮座する三つ首竜は、弱点を斬るチャンスが少ないためダメージを与えるのが難しいくせに、その吐き出す炎で大ダメージを与えてくるので、縛りプレイでは最大の壁になるのです。
信濃ステージに鎮座する三つ首竜は、弱点を斬るチャンスが少ないためダメージを与えるのが難しいくせに、その吐き出す炎で大ダメージを与えてくるので、縛りプレイでは最大の壁になるのです。
ロウソクなしプレイでは、これとは逆に、命が最小に制限された状態で三つ首竜と戦うことになるため、時間をかけず短期決戦で仕止める必要があります。
少ない攻撃チャンスで短期決戦に収めるには、一撃で与えるダメージを最大化することが条件となり、そのためには剣力を可能なかぎり高めて信濃ステージに行くのが望ましいのです。
源平討魔伝で剣力を高める方法は「剣」や「紫玉」などの剣力強化アイテムを拾うことです。ですが、最初の紹介記事で書いたように、上手くプレイしないとせっかく高めた剣力が減ってしまい、だんだん戦闘が不利になってしまうという難しさがあります。
信濃の三つ首竜に負けないため、可能なかぎり剣力を減らさないように、信濃よりも前のすべてのステージを慎重にプレイするというのが、ロウソクなしプレイの真髄なのです。
源平討魔伝、ロウソクなしクリアの記録
地獄1
地獄1では、船の骸骨が「紫玉」を落としたり、ステージ終盤に「剣」が設置してあって、重要な剣力強化のチャンスなので、それらを確実に拾っていきます。「剣」を拾うには「銭」が10必要なので、蜘蛛骸骨を倒して「銭」を回収していきます。
上手くいけば、7(初期値)+1(紫玉)+3(剣)で、剣力は11に上がるはずです。
また、要石や槍骸骨で、せっかくの剣力を減らさないように、注意します。
骸骨剣士と戦わないでやりすごすという手もありますが、上手に戦って倒す方が楽でしょう。
長門
長門は全部の敵をスルーできるので、とっとと鳥居に向かいます。
このステージでは初めて「巻物」がでて、これを拾うことで波動剣ビームが使えるようになります。大独楽などの硬い敵や、耐久力のあるジェネレーターを一撃で倒せるので、通常のプレイでは「巻物」を拾って波動剣ビームを使うと思います。
しかし、波動剣ビームを使って硬い敵を倒した場合でも、カキンという硬いものに剣をぶつけたときの音がして、剣力が減ってしまう危険性があります。なるべく剣力を減らさないようにするには、波動剣ビームを使って硬い敵を倒したりしないことです。
また、波動剣ビームは攻撃リーチが長くなるので、遠目からでもうっかり剣を振ると、ビームが硬い敵に当たって不意に剣力が減ることがあります。そのため、「巻物」それ自体を取らないようにする方が、剣力を温存するには安全なプレイになるでしょう。実際のところ、爽快で気持ちいい!という以外に、波動剣ビームを使う理由はないですしね。
硬い大独楽 |
しかし、波動剣ビームを使って硬い敵を倒した場合でも、カキンという硬いものに剣をぶつけたときの音がして、剣力が減ってしまう危険性があります。なるべく剣力を減らさないようにするには、波動剣ビームを使って硬い敵を倒したりしないことです。
また、波動剣ビームは攻撃リーチが長くなるので、遠目からでもうっかり剣を振ると、ビームが硬い敵に当たって不意に剣力が減ることがあります。そのため、「巻物」それ自体を取らないようにする方が、剣力を温存するには安全なプレイになるでしょう。実際のところ、爽快で気持ちいい!という以外に、波動剣ビームを使う理由はないですしね。
豊前
豊前では、初めて義経(短剣タイプ)が登場します。
義経は、剣力を減らさないように戦うのが一番難しいボス敵なので、剣力温存がテーマのロウソクなしプレイでは、最初に腕前を問われるステージになります。とはいえ、源平腕自慢の方々ならば、特に問題なく義経を倒せるでしょう。
義経が投げてくる短剣を剣で叩き落とすとダメージを軽減できますが、その程度のダメージを軽減しても意味はないので、剣力温存を優先して身体で受け止めます。
義経は硬い短刀で身を守っているので、短刀に剣が当たらないように上手く斬りつければ、剣力を減らさずに義経本体も倒せるでしょう。
義経が落とす「紫玉」は、源平討魔伝のゲーム中で最高の剣力アップとなる5ポイントなので、確実に拾います。また、般若が落とす「紫玉」も拾います。
1(般若)×3+5(義経)で、8ポイントの剣力アップが期待できます。
義経が投げてくる短剣を剣で叩き落とすとダメージを軽減できますが、その程度のダメージを軽減しても意味はないので、剣力温存を優先して身体で受け止めます。
義経は硬い短刀で身を守っているので、短刀に剣が当たらないように上手く斬りつければ、剣力を減らさずに義経本体も倒せるでしょう。
義経が落とす「紫玉」は、源平討魔伝のゲーム中で最高の剣力アップとなる5ポイントなので、確実に拾います。また、般若が落とす「紫玉」も拾います。
1(般若)×3+5(義経)で、8ポイントの剣力アップが期待できます。
豊後
豊後では、はじめて「ロウソク」が設置してありますが、これはロウソクなしプレイなので、うっかりいつも通り取らないように気をつけます。それ以外は通常通りのプレイで問題ないので、とっとと鳥居に向かいます。
伊予
伊予では、初めて弁慶(鉄球タイプ)が登場します。
弁慶との戦いで剣力を減らさないように注意が必要ですが、多くのプレイヤーは弁慶戦の必勝法を知っているので、剣も減らさず速攻で弁慶を倒せるでしょう。ちなみにその必勝法とは、ジャンプ下段斬りで弁慶の頭部を下から斬る方法です。
「ロウソク」を拾っていないため、命が通常より少ないことには注意です。
ジェネレーターからどんどん出現する猿で命を消耗し、弁慶の鉄球をくらって命を消耗してしまうと、鳥居までの道で大量に飛んでくる火矢で死んでしまう、なんていうこともありうるので、気は抜けません。
なお、弁慶が落とす「紫玉」では、3ポイントの剣力アップが期待できます。
デカイ図体してる割に、くれる剣力がショボいのが悔しいですね。
これで勝ったと思うなよ |
「ロウソク」を拾っていないため、命が通常より少ないことには注意です。
ジェネレーターからどんどん出現する猿で命を消耗し、弁慶の鉄球をくらって命を消耗してしまうと、鳥居までの道で大量に飛んでくる火矢で死んでしまう、なんていうこともありうるので、気は抜けません。
なお、弁慶が落とす「紫玉」では、3ポイントの剣力アップが期待できます。
デカイ図体してる割に、くれる剣力がショボいのが悔しいですね。
讃岐
ただし、ボーナスステージの淡路には行かないように、ステージ中盤にある鳥居に入ります。
業績不振によりボーナスカット |
なお、この鳥居よりも少し後にロウソクがありますが、ロウソクなしプレイでは泣く泣くスルーです。
備前
備前は、みんな大好き琵琶法師が登場しますが、普段と変わらないのでとっととクリアします。
播磨
播磨では、初めて飛竜が登場します。
剣ゼロプレイと違って、剣力も高いし、「巻物」の波動剣ビームで竜を瞬殺できるので、難しいことはありません。普段通りやって鳥居を目指します。
ただし、ステージ終盤にある「ロウソク」は拾わないようにします。要石ジャンプ地帯の導線上に「ロウソク」が設置されているので、上を飛び越えるか、下をくぐるかして回避しますが、誤って落下しないように注意が必要です。黄泉の国に落ちたら捨てゲーです。
播磨には、竜が落とす「紫玉」の他に、「剣」アイテムが3つ置かれているので、3(竜)+3(剣)×3=12ポイントの剣力アップが期待できます(竜の倒し方によっては「紫玉」が拾えないことも)。
ただし「銭」が30必要になるので、播磨に来るまでに最低限30ポイントの「銭」を集めておく必要があります。だいたい自然に集まってる金額ですが、ボーナスステージに行っていないので、ちょっとサボると足りないこともあったりします。
ただし、ステージ終盤にある「ロウソク」は拾わないようにします。要石ジャンプ地帯の導線上に「ロウソク」が設置されているので、上を飛び越えるか、下をくぐるかして回避しますが、誤って落下しないように注意が必要です。黄泉の国に落ちたら捨てゲーです。
播磨には、竜が落とす「紫玉」の他に、「剣」アイテムが3つ置かれているので、3(竜)+3(剣)×3=12ポイントの剣力アップが期待できます(竜の倒し方によっては「紫玉」が拾えないことも)。
ただし「銭」が30必要になるので、播磨に来るまでに最低限30ポイントの「銭」を集めておく必要があります。だいたい自然に集まってる金額ですが、ボーナスステージに行っていないので、ちょっとサボると足りないこともあったりします。
摂津
摂津には、三種の神器のひとつ八尺瓊勾玉があるので、確実に回収します。
また、摂津ステージには硬いものがたくさんあるので、剣力を減らさないことが一つのテーマになります。
八尺瓊勾玉は狛犬が守っているので、狛犬を倒す必要があります。通常は、「巻物」を拾って波動剣ビームで瞬殺していると思いますが、波動剣ビームでも剣力が低下する場合があるので、波動剣を使う場合は覚悟していきましょう。波動剣を使わない場合は...については後日記事にしようと思います。
- 要石に剣をぶつけない
- ムカデに剣をぶつけない
- 波動剣ビームでムカデを倒さない
- 狛犬を倒すときになるべく剣を減らさない
- (笑って)頼朝の笏に剣をぶつけない (普通はそこまでいく必要が無い)
八尺瓊勾玉は狛犬が守っているので、狛犬を倒す必要があります。通常は、「巻物」を拾って波動剣ビームで瞬殺していると思いますが、波動剣ビームでも剣力が低下する場合があるので、波動剣を使う場合は覚悟していきましょう。波動剣を使わない場合は...については後日記事にしようと思います。
丹波
丹波は、特に何も無いので普通にまっすぐクリアします。
ムカデは無視しましょう。
ムカデは無視しましょう。
山城
山城では、初めて義経(八艘飛びタイプ)が登場します。
京都
京都には特に難しいことはないので、まっすぐ鳥居へGO。若狭ルートを選びます。
剣力のつづらが3個設置されており、4ポイントの剣力アップが期待できます。
ロウソクが隠されていますが、ロウソクなしプレイなのでスルーです。
若狭
若狭には、義経(短剣タイプ)が登場しますが、剣力が減らないようにサクッと倒して鳥居へGO。
義経が落とす「紫玉」で、5ポイントの剣力アップが期待できます。
越前
越前は、通常はそれ自体は全然難しいステージではなく、むしろ長くてかったるい退屈なステージなのですが、ロウソクなしプレイのクリア率を高めようと思うと、越前はとても重要なミッションを持って慎重にプレイしなければならないステージになります。
この越前の2つ後のステージである信濃では、三つ首竜との殺るか殺られるかの際どい勝負が待っているので、命はロウソク5本分のMAX状態で戦いに挑みたいところです。
信濃には、三つ首竜の直前に「ロウソク」が設置されていて、通常ならばこれで命をMAXまで回復できるのですが、これはロウソクなしプレイなのでそれができません。したがって、命5本MAX状態で三つ首竜と戦うには、若狭 → 越前 → 越中 → 信濃の4ステージの間に、なんとかして命をMAX状態にしておかないといけないのです。
- 若狭ステージでは、義経の短剣を受けてダメージを受けてしまいます。
- 越前ステージ開始時点の命は、最低回復保証分のロウソク4本分になるでしょう。
- 越中ステージでは、大魔神を倒せば「青玉」でロウソク0.5本分くらいの回復ができます。
- 信濃ステージでは、三つ首竜よりも前に回復要素はありません。
したがって、命5本MAX状態で三つ首竜と戦うためには、この越前ステージで、ロウソク4.5〜5本分の命まで回復しておく必要があるのです。
ロウソクなしプレイでの命の回復方法は主に2つあり、「米俵」か「青玉」を拾うことですが、越前ステージには「米俵」が置いていないので、ジェネレーターを壊して「青玉」を拾ってちょびちょび命を回復していくというのがほぼ唯一の戦術になります。
(命のつづらもありますが、大勢には影響しない感じです)
しかし、これはそう簡単なわけではありません。
越前ステージに設置されているジェネレーターは、独楽(コマ)を出すヒョウタンがメインなのが厄介な点です。
コマは画面中を暴れまわってダメージを受けやすく、コマから受けるダメージと「青玉」で回復できる命は等しいので、受けるダメージ以上に命を回復しようと持ったら、コマを巧みに回避しながらなるべく先手を打ってヒョウタンを壊すように機敏に動くような、判断力と繊細な操作が要求されるのです。
越前には、三種の神器のひとつ八咫の鏡があるので回収します。
ここまでに命をMAXまで回復できてればミッション成功 |
出口は奥にある鳥居ではなく、隠し鳥居へGO
スクショ撮ってたら鳥が来ちゃってダメージ (>_<) |
ただでさえ往復の長いステージな上に、コマ避けやヒョウタン壊しでモタモタしてると、命を回復させるどころか、鷲がやってきてダメージを受けてしまいます。慎重かつ繊細にコマやヒョウタンをさばきつつも、無駄に時間を使わないスピード感をもってプレイしましょう。
越中
ここで剣が40以上、命がロウソク4.5〜5本分あれば、見込みあり |
越中では、大魔神を倒して「青玉」を回収して命を少しでも回復させます。
波動剣ビームが使えるので大魔神は瞬殺です。
信濃
信濃、それはロウソクなしクリア最大の障壁。
剣ゼロクリア同様、ロウソクなしクリアができるかどうかは、信濃をクリアできるかどうか次第です。剣ゼロプレイとは逆で、命が最小の代わりに剣力は高いので、時間をかけず速攻で三つ首竜を倒す必要があります。
まずそもそも、三つ首竜に到達するまでの間に、画面外から遠隔で飛んでくる竜の炎でダメージを受けるのが深刻な問題です。しかも道中の「ロウソク」による命の回復もできないため、序盤でダメージがかさむとそれだけで致命傷になりかねません。序盤の浮石のタイミングが厄介で足がとられがちですが、とにかく上手くスタートダッシュを切って、三つ首竜まで最短時間で到達することを目指します。
「ロウソク」で回復できないのでスタートダッシュがキモ |
三つ首竜との戦いでも、とにかく速攻で倒すことに全力を尽くします。
40以上の剣力でジャストミートできれば、2〜3回くらいの斬りつけで首一つを倒せる可能性があるので、上手く狙って斬ります。
また、首を倒して落とされた「紫玉」を拾えば、その場で剣力を5ポイントアップでき、二つ目、三つ目の首を倒すのに有利になるので、とりもらさず即座に拾うようにします。
少しでも早く一本目の首を倒したい |
自分の命が尽きる前に、なんとか三つの首を倒すことができれば、ミッション成功です。
りゅうおうを やっつけた! |
三つ首竜を倒すことで、5(紫玉)×3=15ポイントの剣力アップになります。
信濃の後も剣力は大事なので、ここでの15アップは嬉しいですね。
もちろん「草薙の剣」を忘れずに拾います。
「米俵」が3つ置いてありますが、命が1本以上残ってるなら拾う意味がありますが、そうじゃないならスルーして良いです。
甲斐
草薙の剣を持って佇む景清はカッコイイ |
甲斐では、初めて弁慶(鉄棒タイプ)が登場します。
剣ゼロプレイと違って剣力は十分にあるので、通常通りのプレイをしても概ね大丈夫です。道中の浮き鉄球や画面端に挟まれて、弁慶の鉄棒に突き回されるなどの事故がなければ、死んでしまうことはないでしょう。
これは事故って瀕死のケース (>_<) |
弁慶の瞬殺パターンは使えるので、それが炸裂したら簡単です。
この弁慶が落とす「紫玉」からは、5ポイントの剣力アップができます。
駿河
駿河は普通と変わらないので、とっとと鳥居を目指します。
ただし、ロウソクなしプレイなので、ロウソクをうっかり拾わないように注意。
武蔵
スクショ忘れました。
武蔵も普通と変わらないので、とっとと鳥居を目指します。
相模
相模の雰囲気は最高 |
相模では、弁慶(鉄棒タイプ)と義経(八艘飛びタイプ)の両方が出現します。
ここまでに剣力は十分なので、通常通りに倒せるはずです。
ここまで来た猛者なら難しくない |
ひどい事故がなければ、相模で死んでしまうことはないでしょう。とはいえ、命が少ないので、ちょっとでも事故ると案外あっさり逝ってしまうこともあります...。
弁慶と義経が落とす「紫玉」で、5+5=10の剣力アップができます。
鎌倉
いよいよ最終ステージの鎌倉。
あとは、弱っちい頼朝を、赤子の手をひねるように瞬殺するだけです。
ロウソクなしプレイでは、命は非常に少ないですが、剣力が十分に高いため、頼朝の激しい攻撃を浴びてピンチになる前に、十分早く倒すことができるでしょう。
とはいえ油断は禁物、一気に勝負をつけます |
頼朝を倒したら、念願のロウソクなしクリアのエンディングです。
長かった戦いよ、さらば!!!
ロウソクなしクリアの感想
プレイの難度
源平討魔伝のロウソクなしクリアは、剣ゼロクリアと同様、通常プレイと比べて全体として極端に難しいということはありません。鬼門である信濃は、剣力が十分に高い状態ならば、クリティカルヒットを何度も繰り返す必要がない分だけ、剣ゼロクリアよりも成功率が高い!ような気もしなくもありません。
消化ステージが重要ステージになる面白さ
通常プレイや剣ゼロプレイでは消化ステージにすぎないのですが、ロウソクなしプレイでは越前が突如として命の温存と回復に神経を使う重要ステージに変わることで、ゲームの遊びごたえが出てきます。
ほんの少しでも命を余分に残すためだけに、消化ステージが重要ステージに変わるのは、とても面白く感じました。
剣力を温存できる腕前が活きる
まして剣ゼロプレイでは、失うものなど何もないので、硬いものでもオラオラとメッタ斬りにできる雑さが強みになりさえします。
ロウソクなしプレイの場合では、クリア成功率を現実的な数字にできる大前提が、高い剣力で三つ首竜と戦えるというところにあります。ほんのちょっとでも戦いが長引けばクリア成功率が絶望的に下がるこのプレイでは、短期決戦を可能とするための高い剣力が欠かせない要素であり、それには可能なかぎり剣力を温存できる腕前がある程度必要になってきます。
源平腕自慢の方の中には、剣力をほとんど全く減らさないように敵と戦い、最高の剣力でクリアできる猛者も居られると思いますが、やや大味な源平討魔伝では、その卓越した腕前が自己満足の域を超えて活きることはなかなかないのが残念なところでした。
しかし、平時には無用の長物にすぎないような、全ステージに渡って剣力を減らさずに華麗に敵をさばく剣術の腕前が、ロウソクなしプレイでは絶大な効果をもたらすのです。これはとても楽しい経験です。
フットワークが生死を分けるアクション性の復権
ロウソクなしプレイでの信濃ステージは、「ロウソク」による全回復という誤魔化しがきかないので、ステージ前半の浮石処理という、他のプレイでは全く要求されないアクション技術が必要になってきます。実は、信濃ステージの肝は、三つ首竜との戦いそのものよりも、三つ首竜まで迅速に到達できるフットワークにあるのです。
大味とも言われる源平討魔伝で、単に穴に落ちないようにする以上のフットワーク効率を要求されるようになるとは、まさにアクションゲームとしての面目躍如という感じで、嬉しく感じます。
三つ首竜との勝敗は、戦う前に決まっている
上述したことをまとめると、
- 信濃に行く前の命の回復がキモ
- 信濃に行く前の剣力温存がキモ
- 三つ首竜に到達する前のフットワークがキモ
ロウソクなしクリアのために信濃の三つ首竜に勝つには、戦う前にこれらの条件が満たされていなければなりません。すなわち、三つ首竜と戦う前にこれらの条件を満たすことができるかできないかで、すでに勝敗(特に敗北)が決しているのです。
剣ゼロプレイでは三つ首竜との戦いそのものでの頑張りが結果を左右しましたが、ロウソクなしプレイでは戦う前の頑張りが重要なように、関心の重心が変わります。
ゲームの最難関が信濃ステージであることは変わらないのに、こうした関心の重心の変化が生じるというのは、筋の良い縛りプレイなのかもしれません。
次回以降
次回以降は、また小ネタの記事をいくつか書いた後、今回の源平討魔伝特集の締めとして、剣ゼロクリアとロウソクなしクリアの、通しプレイ動画をアップしようと思っています。
どうぞお楽しみにしてください。
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