前回の記事では、源平討魔伝の剣ゼロクリアにチャレンジした記事を書きました。その記事の中で、大魔神の扱いについては別の記事で書くよ、と予告をしたので、今回は大魔神ネタを書こうと思います。
最後の方に、ちょっと面白い動画も用意したので、ぜひご覧ください。
大魔神との戦いと波動剣ビーム
通常プレイ時
みなさんご存知のように、通常プレイでの大魔神との戦いは、「巻物」による波動剣ビームで瞬殺で終わってしまいます。戦いというよりは障害物の除去、あるいは雑魚敵の一掃くらいの、簡単なお仕事にすぎません。
「巻物」の波動剣ビームは、耐久力が高い敵や、硬くて剣が通らない対象でも、貫通して一撃で破壊できるという効果があり、その効果が期待される場面の前に設置されていることが多いです。すなわち、大魔神・狛犬の登場前や、飛行要石地帯の前などに設置されており、したがって大魔神も波動剣ビームでサクッとやっつけるのが通常です。
剣ゼロプレイ時
前回の記事で何度か書きましたが、剣ゼロプレイでは通常プレイと異なり、ジャンプアクションステージで「巻物」を拾ったときに使える波動剣ビームが全く飛ばないという現象に見舞われます。これにより、大魔神をいつもどおり瞬殺することはできなくなるので、別な対処方法を取らなければならなるのです。
別な対処方法として考えられるのは二つの方法しかありません。
※波動剣効果が全くないわけではないと思われるので、やり方によっては波動剣斬りで一撃で倒せることもありますが、ここではそれはできない前提で話をします。
別な対処方法として考えられるのは二つの方法しかありません。
- 剣による通常攻撃でダメージを与えて倒す
- 戦わずにやり過ごす
※波動剣効果が全くないわけではないと思われるので、やり方によっては波動剣斬りで一撃で倒せることもありますが、ここではそれはできない前提で話をします。
大魔神を剣攻撃で倒す
通常の剣攻撃で大魔神を倒すのは、理屈上はそんなに難しくありません。
大魔神の弱点は、みなさんご存知のように、でっぱった胸の部分です。この弱点の胸を、大魔神の命が尽きるまで、剣で何度も斬りつければ、仕組み上は倒すことができます。
まじんはひまじん |
ただし、大魔神もボーッと突っ立って倒されるのを待ってるわけではありません。両腕をぐるぐる振り回しながらズンズンとこちらに向かって歩いてきて、それに当たると景清はダメージを受けて弾き飛ばされてしまいます。弾き飛ばされすぎると、画面端に追い詰められてピンチになってしまいます。
なるべく大魔神に接触しないよう、なるべく効率的にダメージを与えられるように、後退しながら距離とタイミングを上手く測ってジャンプ斬りを繰り返すことで、大魔神を通常の剣攻撃で倒すことができます。
剣力さえ高ければ、そんなに苦労せずに倒すことができるでしょう。
しかし剣ゼロプレイの時には、与えるダメージが最小なので、実は結構厳しいです。
大魔神をやり過ごす
剣ゼロプレイの場合、大魔神を正面から倒すのが厳しければ、倒さずにやり過ごすことを考えます。大魔神をやり過ごす方法には、以下の二つがあります。
- 大魔神の頭上を飛び越える
- 大魔神をすり抜ける
大魔神の頭上を飛び越える
大魔神の頭上を飛び越えるのは、その手前に1ブロック分の足場があることを考えると一見簡単なようにも思いますが、実は厳しいです。
- 大魔神の頭の判定が見た目よりも大きい感じがする
- 大魔神がぴょんぴょん飛んで歩く分、背丈以上の高さがある
- 景清のジャンプの高さにバラツキがあって、十分な高さが得られないことが多い
そんなわけで、大魔神の頭上を飛び越えようと思ったら、最大ジャンプになることを期待して全力でジャンプしつつ、祈りましょう。しかし実際はほぼ上手くいかないので、飛び越えていこうとするのは、やめておいたほうが良いように思います。
なお、だじゃれの国(越中)の場合は、スタート地点まで後退すれば十分な高さの足場がるので、確実に飛び越えることができます。
大魔神をすり抜ける
正面から倒すのも飛び越えるのも難しいなら、残されるのは大魔神のすり抜けです。
大魔神をすり抜けるとはどいうことか。
実は結構簡単で、景清が地形と大魔神の間に挟まれると、ガガガガっと跳ね返った後に、景清が大魔神の背中側に飛び出てくる現象があるので、これを使うだけです。
前述したように、大魔神の出現地点には1ブロックの足場があるので、この地形を利用するのが一番簡単です。
大魔神に接触するので、ダメージは必ず受けてしまいますが、見ため的に派手に事故っている割には、実のところそんなに大きなダメージを受けないことが多いです。
景清には、ダメージを受けたり吹き飛ばされたりしている一定時間は、次の攻撃の追加ダメージを受けないという特性があるので、短時間に派手にぶつかっているようにみえても一度しかダメージを受けません。
また、要石にぶつかった時のような吹きとび方をしますが、一撃でロウソク1本分のダメージを受ける要石と違って、大魔神との接触で受けるダメージは一回でせいぜいロウソク半分くらいです。
というわけで、すり抜けは、もっとも気軽に実行して良い方法です。
大魔神をすり抜けたら、そのまま鳥居へ直行しましょう。
大魔神を剣攻撃で倒す・2
前述したすりぬけを狙って大魔神と地形に挟まれて弾けているときに剣を振ると、大魔神にダメージを与えることができます。上手くいけば、そのまま大魔神を倒すことができます。以下にこの動画を用意してみました。
見てもらえれば分かるように、実は正面から大魔神を倒すよりも、ずっと簡単に倒すことができます。大したダメージを受けるわけでもないですし、しかも大魔神を倒した時に落とされる「青玉」で命も回復するので、ぜんぜん使えちゃう戦い方なんです。
大魔神を剣攻撃で倒す・3
前述したすりぬけをやったあと、大魔神がバラバラバラっと分解することがあります。放っておくと、またくっついて立ち上がって追いかけてくるのですが、分解中に無防備になっている弱点の胸を剣で斬ってダメージを与えると、そのまま大魔神を倒すことができます。これも動画を用意してみました。
分解ってなんだ?っていうのは、見ていただけたら分かると思いますが、結構おもしろい挙動をしますよね。分解する条件は、正直よくわからないです。ランダム要素はあると思いますが、多少ダメージを与えたほうが分解しやすい気はしますし、時間経過も関係している気はします。何もダメージを与えなくても、時間が経ったら分解することもあるように思います。
分解したパーツが地面に落ちて止まる前に接触するとダメージを受けるので、落ち着くまではパーツから逃げるようにしましょう。
おわりに
通常プレイでは、波動剣ビームであっという間に倒してしまうので、大魔神でどんな遊び方ができるかなかなか気づきませんが、「巻物」を取らないで遊ぶようにすると、大魔神での面白い遊び方が見えてきます。
大魔神のこのような挙動を見ると、大味なように見える源平討魔伝も、細かいところまで面白く作り込んであるなーと思います。すり抜けについては、ゲームのシステム的にハマらないようにするための開発者的な問題回避だろうなーとは思いますが、大魔神がバラバラに分解するなんていう挙動は、すごく遊び心があって面白いですし、その状態にすると大魔神を簡単にやっつけることができるテクニックとしても活用できるようになっていて、やり込みプレイヤーとしては嬉しいことこの上なく、ますます源平討魔伝が好きになってしまいますよね。
次回
次回は、またちょっと源平討魔伝の小ネタを記事にしてみたいと思いますので、お楽しみにしてください。
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